飲むより、食べて肌を整えるスムージーボウル習慣
「最近、肌のキメが乱れてファンデがのらない」
「日焼け止めを塗っていても、なんとなくくすみやすい」
そのお悩み、紫外線を浴びた後の肌が“修復モード”に入っているサインかもしれません。
私がその変化に気づいたのは、9月初旬。夏の終わりにふと鏡を見ると、肌がゴワつき、なぜか毛穴も目立って見える…。
夏の終わり頃は紫外線によって角層のバリアが乱れ、代謝がスムーズにいかなくなることで、肌表面が乾燥しやすくなったりくすみやすくなったりするんです。
そこで意識したのが、肌の材料になる栄養をしっかり摂ること。
たんぱく質、ビタミンC、ビタミンB群、亜鉛…。これらを毎日の中でバランスよく、かつ美味しく摂る方法としてたどり着いたのが、スムージーボウルでした。
体の内側から肌の材料になる栄養素(たんぱく質やビタミン)を美味しく効率よく取り入れられて、まるで「食べる美容液」のような感覚。
何より、バイタミックスで作ることで、手軽に・なめらかで・贅沢な一皿に仕上がるのが魅力でした。
今回は、バイタミックスで作る肌を立て直すスムージーボウルレシピをご紹介いたします。
たんぱく質×ビタミンCで、くすみケア&ハリ肌サポート
ストロベリーソイボウル
豆乳に含まれる植物性たんぱく質と大豆イソフラボンは、肌の土台を作る栄養素。そこにストロベリーのビタミンCが加わることで、コラーゲンの合成を助け、紫外線で傷ついた肌の回復をサポートします。
カシューナッツ由来のビタミンB群も、ターンオーバーを促し、肌のごわつき・乾燥ケアにもおすすめ。
糖質×酸味の組み合わせで、代謝と美肌のWサポート
バナナレモンボウル
レモンの豊富なビタミンCは、コラーゲンの生成や抗酸化ケアに欠かせない美肌栄養素。バナナに含まれるビタミンB6は、皮膚や粘膜の代謝に関与し、くすみや肌荒れの予防を後押し。さらにカシューナッツでたんぱく質・亜鉛を補い、肌細胞の再生を内側から助けます。
抗酸化パワーの赤い果実で、ゆらいだ肌を落ち着かせるリセット系ボウル
クランベリーボウル
クランベリーに含まれるポリフェノールとビタミンCは、酸化ストレスにさらされた肌のバリア機能を内側から支え、透明感と潤いを保つ手助けに。加えてバナナのビタミンB6、ココナッツミルクの良質な脂質、ナッツのミネラルが組み合わさり、肌の修復に必要な栄養が1杯に凝縮されています。
スムージーボウルを作る上で、バイタミックスは“なめらかさ”と“自由度”の高さが段違いです。
一般的なミキサーだと、冷凍フルーツがうまく砕けなかったり、ナッツの粒感が残ってしまったりしますが、バイタミックスなら、固い食材も短時間でアイスのような濃厚テクスチャーに。しかも熱が出にくいため、ビタミンCや酵素のような熱に弱い栄養素もしっかり活かせるのが魅力です。
また、水分量を少なく仕上げられるので、スムージーのように飲むだけで終わらず、「噛む」ことで満足感の高いスムージーボウルに仕上がるのも大きな違いです。
そのままボウル1食として成り立つ栄養バランスが、朝食や軽食の新しい選択肢になります。
スキンケアを変えたわけでもないのに、肌の調子が軽やかになったある日。「あれ?なんか今日、肌きれいかも」と思えたとき、やっぱり中からのケアは効果的なんだと実感しました。
必要なのは、完璧な美容法じゃなくて、肌の回復を後押しする食べる習慣。特別ではなく、日常の延長でできる美肌ケアが、実は美への一番の近道でした。
紫外線をたくさん浴びたあとこそ、自分の肌にひと手間かけてあげたい。美容液に頼りすぎず、肌の材料をおいしく、無理なく取り入れるスムージーボウル生活、ぜひ取り入れてみてください。
1日1ボウルの習慣が、未来の肌をつくります。