多孔質な伊賀の陶土でできた蓄熱力の高い伊賀土鍋。内側全体に釉薬を掛け、汚れにくい工夫を施しました。
卓上で囲んだときの見た目にこだわり、土鍋全体に釉薬を掛けた美しい土鍋です。
内側までしっかり釉薬を掛けるために、土鍋を重ねずに一個ずつ並べて焼成しています。
内側全体にしっかり釉薬を掛けていることで汚れにくくメンテナンスをしていただきやすくなっています。
料理人に好まれる伊賀の土鍋
伊賀の地は太古の昔、琵琶湖の湖底でした。
その地層から採れる陶土は耐火度が高く、江戸時代より直火の土鍋、行平、土瓶などがこの地で作られてきました。伊賀の陶土は中に炭化した植物を多く含んでいるため、焼成すると多孔性の素地になります。そのため土鍋本体がしっかりと熱を蓄えて食材の芯までじっくりと火を通し、旨みを逃がさず美味しい料理に仕上げます。
またこの素地は遠赤外線効果も発揮し、煮る・焼く・蒸す・焙るなどの調理器具として昔からプロの料理人に好まれてきました。
伊賀土鍋 白釉 大(3~5人用)
φ30.5×h18㎝/2700㎖/3.5㎏
陶器・日本製